2007年07月28日

『プラハ国立美術館』展

prague.jpgBunkamuraザ・ミュージアム 東京渋谷

『プラハ国立美術館』展 ルーベンスとブリューゲルの時代

チェコのプラハ国立美術館より、同館所蔵の17世紀のフランドル絵画に焦点をあて開催された美術展。

当時のフランドルは、ハプスブルク家の支配下にあり、芸術品はプラハにも所蔵されることになる。

ルーベンスの絵画は世界各国の美術館に点在しているが、プラハ国立美術館にもあり、今回は工房の作も含め、10点ほどが来日している。

≪バベルの塔≫や≪ネーデルラントのことわざ≫≪悪女フリート≫などを描いたブリューゲルは大ブリューゲルといわれている。
この大ブリューゲルの子孫たちから多くの画家が輩出され、ブリューゲルファミリーと呼ばれている。
よくブリューゲル父 とか ブリューゲル子 という表示をされている。
大ブリューゲル=ピーテル・ブリューゲルの絵は、いくら息子たちが父を模倣しつつ流れを継承しても、独特の絵の質感があるので見分けることが出来る。
今回の展覧会では、大ブリューゲルではなく、その息子のピーテル・ブリューゲル(長男で「子」などと紹介される)や、花の静物画や風景画を好んだヤン・ブリューゲル、その息子で同名のヤン・ビューゲル(子と表記)が多く来日。
その他、ブリューゲルの子孫のヤン・ヴァン・ケッセルなどブリューゲル一族の作品が多く展示されている。

会場には、ブリューゲルの家系図もあり、納得しながら前に進むが、あまりに一族の数が多いため混乱してしまうこともしばしば。(笑)

ヤン・ブリューゲルの≪陶器の花瓶に生けた花≫は、咲く季節の異なる花が活けられている。花器は、中国の陶器で、特に東欧が熱心であった、中国や日本の陶器コレクションを想起させる。

プラハ国立美術館が、大ブリューゲルの絵を所蔵しているかどうかは知らないが、「ルーベンスとブリューゲルの時代
」という副題を掲げるなら、大ブリューゲルが一枚も来日していないのは少々痛い。

Bunkamuraザ・ミュージアム 2007年6月9日-7月22日
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山梨県立美術館 2007年9月8日-10月14日
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at 23:34コメント(0)トラックバック(0)展覧会  

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